仙台初詣就職成就 通関士 学習の進め方７
仙台初詣就職成就 関税率表の解釈に関する通則及び品目分類
１．関税率表の解釈に関する通則
関税率表の解釈に関する通則１から６までは、関税定率法関連の問題として毎年必ず１問出題されますので、確実にマスターすることが必要です。
出題傾向としては、通則に関する５つの記述の中から正しいものの組合せを選択、通則の適用順序が正しいものを選択するなどの問題が出題されているほか、平成１７年には、通則に関する空文箇所に選択肢から正しい語句を選ぶ問題も出題されていますので、通則の基本原則を十分に学習し、完全に習得しておくことが大事です。
通則の各項からまんべんなく出題されていますので、過去の出題例を徹底的に反復学習することが必要です。参考書としては、「通関士試験の指針」等があります。「通関士試験の指針」に記載されている各通則についての内容、適用順序及び解説を熟読し、理解するようにすれば、確実に点の取れる問題であると思います。
２．品目分類
平成８年（第３０回）から平成１７年（第３９回）までの過去１０年間の品目分類に関する出題傾向を調べてみると、第３０回から第３１回までは２問、第３８回は４問出題されておりますが、その他では３問出題されており、品目分類の占めるウェイトは高いでしょう。関税率表の分類の中でも、特に化学品、繊維製品、機械・電気製品などは、専門知識、商品知識を要するほか、各「部」及び各「類」における注を理解しなければならず、適正な分類を成し遂げていくには相当の努力が必要となります。
品目分類について、実務経験者の方が未経験者に比べて有利と言えるかというと実務経験者でも特定の「類」又は「項」の物品しか取り扱っていない場合には特別有利ということはありません。また、範囲が広くどのように勉強していいかわからないという人が多いようですが、品目分類を初めて経験する人は、まず、過去の出題例に挑戦して、どのような問題が出題されているか傾向を知ることが有効でしょう。
例えば、過去の出題事例をもとに、
- 同じ類に分類される物品としてどのようなものがあるか、
- 同じ類に分類されない物品としてどのようなものがあるか、
- 物品の所属決定要件は何か、
- 所属決定に関する記述の正しいもの又は誤っているもの、
- 処理・加工した場合の物品が元の物品と同じ類に分類されるもの、
参考書として、「通関士試験問題・解説集」等があります。「通関士試験問題・解説集」の第１編第２章第６節通関実務第３関税率表の所属の決定（品目分類）には、「部」、「類」の注関係、所属類の判定及び決定要素が整理されていますので、これを熟読し、コツコツと地道に勉強を続けることが大切です。品目分類に安易な近道はありません。
仙台初詣就職成就 輸出入申告書の作成
これまでの通関士試験においては、輸出申告書の作成問題が１問及び輸入（納税）申告書の作成問題が１問出題されています。
輸出入申告書の作成については、先ず申告書作成要領により作成方法を確実に学習することを要します。
この申告書の作成要領について学習した後は、通関士試験各種問題集を利用して、収録されている申告書作成問題により作成練習をすることで得て下さい。演習問題を数多くこなし、時間配分を見極め、作成に慣れるほかありません。
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